主食はお米
ケララの主食は米です。北インドでは、一般に日本で知られているナンやバトーラなどのパン類とともにカレーを食べますが、ここケララでは、まるいパサパサした米に、色々な種類のカレーを沿えて食べます。また、米を原料ににしたパンに代わるケララ独特の料理が何種類もあり、これもカレーと一緒に食べます。
楽しいターリ、地球にやさしいケララの食生活
ケララに来て是非,試して頂きたいのがターリと呼ばれるインド定食です。これは北インド料理にもあり、日本でももうお馴染みで大きなスチールトレーの上に何種類ものカレーが並べられそれぞれの味を楽しみます。が!ここケララでは バナナの葉っぱの上に何種類ものカレーが並べられ、これをまたご飯と混ぜながら食べるのです。鮮やかな緑色のバナナの葉っぱの上に並べられたカレーはその色のコントラストから、いかにも美味しいそうです。そして食べ終わったら、葉っぱを二つ折して食べ終わったことを示します。このバナナの葉を利用する習慣は環境保護にもつながります。ケララ州の食生活は地球にやさしいのです。
バラエティ豊かな楽しいケララの朝食
ケララの主婦は大変です。毎日違った朝ご飯を作らねばなりません。一般の家庭では、昼ご飯、夕ご飯はまったく同じものを食べますが、朝食だけは手を掛けます。前日からの仕込みも大変な上、これらの朝食のため、主婦は朝早くから起きだして、朝食の準備にかからねばなりません。しかし、この手間暇かかった美味しい朝食は一日の大きなエネルギーとなります。
ケララで朝食や軽食として食べられているのが、アッパムやプットゥ・イディアッパン といったお米の粉から作られた食べ物です。
●アッパム は、米を水に浸しココナッツと一緒に挽いてペーストにしたものにココナッツのお酒などを入れ、発酵させたものを、パンケーキ状に調理したものです。ココナッツをベースにしたチキンや卵のカレーと一緒に食べます。
●プットゥ は、米の粉に少し水を加えてポロポロにしたものを、筒状の器具にココナッツ・フレークと交合に入れ、蒸したものです。、プットゥも同じくココナッツをベースにした豆類のカレーに浸すようにして食します。
●イディアッパン は米の粉に熱湯を注ぎこねた生地を挽き肉を作るような穴のあいた器具に入れ、細い麺を作り、さらにそれをココナッツをまぶして蒸したものです。イディアッパンはおもに卵のカレーと一緒に食べたり、砂糖をまぶしてミルクをかけて食べたりもします。
また、ケララに限らず、南インドに一般に食べられて入るのが ドーサ、イドゥリ といった料理です。どちらもお米と豆の粉を混ぜ合わせ発酵したものが材料です。イドゥリは、それを蒸したもので、酸味のある真っ白な蒸パンのようなものです。ドーサは、クレープよりも薄く引き延ばし焼いたもので、中にポテトなどの具を入れたものは、マサラ・ドーサと言います ドーサ、イドゥリともに、ココナツチャツネ(削ったココナッツを粒マスタードと香辛料を混ぜたどろっとしたスープ)、サンバル(うすい少しすっぱい野菜カレー)をつけて食べます。
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